私は生まれつき(先天性)の聴覚障害だったので、耳は聞こえない。スポーツ少年団でバスケットボールをしていた当時は補聴器に頼ることもあったが、分からないことばかりだった。分からないことを、分かったふりをしてしまうことが癖になっていたので、毎日のように怒られていた。 特にバスケは展開が速いスポーツだ。チームメートたちとコミュニケーションを取ることに、とても苦労した。母も耳が聞こえないので、私のつら...
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