旧ソ連ウクライナで起きたチョルノービリ原発事故から、きょうで39年となった。欧州の広い範囲に放射性物質が飛び散った大惨事。巨大な鋼鉄製のシェルターにすっぽり覆われた姿は、原子力を制御する困難さをまざまざと見せつける ▼爆発した4号機は当初、コンクリート製の「石棺」で固められた。老朽化が進んだため新たにシェルターを建造し、放射性物質の拡散は抑えられている。しかし、溶解した大量の核燃料(デブリ)はそ...
この記事は会員専用記事です
残り299文字(全文499文字)
続きを読むには「みんゆうプラス」の会員登録もしくは
「福島民友新聞購読」の申し込みが必要です。