「デブリ」とは英語の「debris」に由来し、原発事故では溶けた燃料と構造物が固まった「燃料デブリ」を指します。これは福島だけでなく、過去の事故でも発生しています。 1979年、米国のスリーマイル島原発2号機で、商業用原子力発電所としては世界で初めての大きな炉心溶融事故が起きました。原子炉の燃料の約45%が溶け、約100トンにのぼるデブリが、原子炉の底にある「圧力容器」と呼ばれる鋼鉄製の容器の中...
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