読売新聞で長く1面コラムを担当した竹内政明さんの持ち味は、古今東西の書物や歌謡曲、テレビドラマのせりふなどから書き始め、時事問題と絡め落ちを付ける構成の妙。その材料を集めるために、大量の読書が必要だったらしい ▼竹内さんが残念に思っていたのは、純粋に本を楽しめなくなったこと。どんな本を読んでいても「ここは(コラムに)使えるなあ」となってしまい、人生をつまらないものにしている感じがしないでもない―と...
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