平成以降で国内最大となる3300ヘクタール以上が焼けた岩手県大船渡市の山林火災は、発生から3カ月が過ぎた。仮設住宅への入居が始まったが、自宅を失った住民らの心中は察するに余りある ▼この火災を受けた消防庁の調査で、乾燥や強風時に屋外で火を扱う行為を禁じる「火災警報」を出したのは過去5年間に全国で6市にとどまった。大船渡も発令していなかった。聞き慣れない警報だが消防法で定められ、違反すれば罰金や拘...
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