ふくしまFMが発案し、鈴木酒造店(浪江町)などが製造した日本酒「ふくりんりん夏酒 スパークリング日本酒」が15日から、浪江町の道の駅なみえ「SakeKuraゆい」や県内外の酒販店などで1000本限定販売される。
県酒造組合の鈴木賢二特別顧問が監修し、ふくしまFMと同酒造店が昨年共同で開発、販売した純米吟醸酒「ふくりんりん」に続く第2弾。番組で県内の酒蔵を紹介するコーナーのパーソナリティーを務める北村茉倫(まりん)さんの発案から商品化された。
今回は県産酒造好適米「福乃香」や浪江町の取水場でくみ上げた阿武隈山系の地下水、うつくしま夢酵母(F7―01)、県オリジナル酵母(TM―1)を使用。前作の甘く爽やかな風味をそのままに、炭酸による柔らかではじける口当たりを実現した。
14日にふくしまFMの番組で発売記念の生放送があり、北村さんと鈴木特別顧問、同酒造店の鈴木荘司専務が暑い夏に涼しさを感じられる酒の特徴を紹介。「思い切り冷やしてグイグイ飲んでほしい」とリスナーに呼びかけた。
ふくりんりん夏酒は720ミリリットル入り2420円。