「ユースエール」福島県内２社を認定　加藤塗装工業と日新土建

　若者の採用や育成に積極的に取り組む企業を認定する厚生労働省の「ユースエール認定制度」で、福島県内２社が新たに認定された。認定通知書の交付式が２日、福島市で行われ、各社の取り組みをたたえた。

　認定を受けたのは、塗装業の加藤塗装工業（福島市）と、総合建設業の日新土建（同）。人材育成や雇用管理に工夫が見られ、従業員の技能向上を後押ししている点などが評価された。岡田直樹福島労働局長が加藤塗装工業の加藤大信社長、日新土建の桃井三夫社長に認定通知書を手渡した。

　認定を受け、加藤社長は「地域から必要とされ、愛される企業を目指していく」と述べ、桃井社長は「ほかの産業に見劣りしないよう労働条件や労働環境を改善していく」と抱負を語った。