福島大の三浦浩喜学長(64)は3日、任期満了に伴い来年3月末で退任すると明らかにした。三浦氏は2020年4月から学長を務めており2期目。学長の任期は4年で、再任の場合も最長6年と定められているため、三浦氏の任期は来年3月末で満了する。
三浦氏は二本松市出身。福島大大学院教育学研究科修士課程修了。県内の公立中教諭を経て、08年4月に福島大人間発達文化学類教授に就任した。研究教育評議会議員、理事・副学長(教育・学生担当)などを歴任し、20年に学長に就いた。昨年には、27年度からの学士課程改革を含む「福島大グランドデザイン2040」を打ち出した。
候補者選考が公示
福島大の学長候補者選考は3日、公示された。17日まで学長候補適任者の推薦届を受け付け、審査を経て10月15日に学内の意向投票を公示。12月2日に学長候補者を決定する。次期学長の任期は来年4月から4年。