バスケットボール男子2部(B2)東地区の福島ファイヤーボンズは11日、郡山市で2025―26シーズンの新体制発表会を開いた。主将が発表され、ポイントガードの笠井康平と渡辺翔太が選ばれた。クラブ初の主将2人体制で臨む。
ブースター(ファン)やスポンサーら約130人が出席。チームを運営する福島スポーツエンタテインメントの西田創社長、渡辺拓馬ゼネラルマネジャー(福島市出身)、ライアン・マルシャンヘッドコーチ(HC)、13選手、スタッフが登壇し、今季の意気込みや目標を語った。
笠井は「いろんな試練があると思うが、チームのために頑張りたい」、渡辺は「チームに一体感をもたらせるようにしたい」と述べた。マルシャンHCは2人の選定理由について「笠井は唯一の昨季からの在籍選手としてチームの文化を知っており、渡辺は多くのクラブを渡り歩いて経験豊富」と話した。
シーズンスローガンも発表され、「やるっきゃない」に決まった。クラブが掲げる「福島のシンボルになる」ことを目指すため、高く険しい道のりを、地元福島で紡がれた絆を胸に挑戦する意味が込められている。
福島の開幕戦は10月4日、ホームの宝来屋ボンズアリーナ(郡山市)で同地区の横浜Eと対戦する。