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松平定信に文化人の顔…書画や文芸作品展示 白河・小峰城歴史館で企画展

2025/09/19 09:45

展示物に見入る来場者

 白河市の合併20周年記念特別企画展「松平定信の文化力」は11月9日まで、同市の小峰城歴史館で開かれている。会場には、文化人としての松平定信の一面を知ることができる資料が展示されている。

 白河藩主松平定信は、江戸幕府の老中として寛政の改革を主導。NHKで放送中の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)~」に登場し、重要人物として注目を集めている。為政者としてだけではなく、文化人の側面もあることから、文化面の多彩な功績も広く知ってもらおうと企画展を開催した。

 企画展では書画や絵画、文芸作品の文化財など、会期中に計約70点が展示される。展示物を通じて、松平定信の若年時の業績や老中時代の文化事業、老中退任後に取り組んだ編さん事業などを知ることができる。

 オープニングセレモニーが13日、現地で行われた。関係者がテープカットし、市の学芸員の説明を受けながら、展示物に見入った。

 時間は午前9時~午後5時(入館は同4時半)。入場料は一般300円、小・中学・高校生、障害者100円。問い合わせは市文化財課の歴史民俗資料館(電話0248・27・2310)へ。

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