「UFOの里」としてまちおこしに取り組む福島市の飯野まちづくり研究会は13日、同市飯野町の田んぼで地酒「宙(そら)飛ぶ宴絆(えんばん)」の醸造に使う酒米の稲刈りを行った。
2年目の取り組みで、会員ら約20人が宇宙人に扮(ふん)して参加。マスコット宇宙人「正太郎」が見守る中、約35アールの田んぼに植えた酒造好適米「夢の香」の稲を刈り取った。
同市の金水晶酒造が「宇宙酵母」を使って醸造し、12月中旬ごろから新酒を販売する予定。阿曽隆一会長は「立派な酒米が育った。昨年よりも認知度を広げ、市内でも飲んでもらえるよう取り組んでいきたい」と話した。