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EVごみ収集車、福島県内初導入 いわきの高崎クリーン

2025/09/26 08:40

算用子営業本部長からレプリカキーを受ける高崎社長(右)

 産業廃棄物処理業などを展開する福島県いわき市の高崎クリーンは25日、電気自動車(EV)のごみ収集車を導入した。月内にも稼働させ、企業の一般廃棄物収集に当たる。

 導入したのは、三菱ふそうトラック・バスの電気小型トラック「eCanter」新型モデルのごみ収集車1台。リチウムイオンバッテリーを2個搭載したバッテリー車両で、一充電当たりの航続距離は約140キロ。バッテリー駆動のため走行時に排出ガスを出さず、騒音や振動も少ないという。

 高崎クリーンによると、EVごみ収集車の導入は県内初。25日、同社で納車式が行われ、高崎文孝社長に三菱ふそうトラック・バス東北ふそうの算用子修央(さんようし・のぶひさ)営業本部長が鍵を手渡した。高崎社長は「化石燃料の使用をなるべく減らしていきたいと思い導入した。今後も脱炭素化に取り組んでいく」と述べた。

 高崎クリーンでは脱炭素化推進の一環としてコマツのバッテリーフォークリフトも導入している。

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