郡山商工会議所は25日、郡山市で創立100周年記念式典を行った。「経済県都」を先導してきた1世紀の歩みを振り返るとともに、次の100年への決意を込めた「未来宣言」を発表した。
未来宣言では人口減少や物価高騰など企業を取り巻く環境が大きく変化する中で、「開拓」「利他」「地域愛」の精神を受け継いでいくと強調。「繋(つなぐ)」「挑(いどむ)」「拓(ひらく)」の三つの言葉をキーワードに「地域一丸となって豊かで活力あふれる郡山を創造する」とした。伊藤清郷副会頭が宣言を読み上げた。
式典では今泉守顕副会頭のあいさつに続き、元会頭らを対象にした産業特別功労賞や永年事業所顕彰などの表彰を行った。
同商議所は1925年11月、全国で77番目、県内では福島商議所に続き2番目に設立された。会員事業所数は県内10商議所で最多の4653社。