任期満了に伴い11月23日告示、同30日投開票で行われる二本松市長選で、無所属で現職の三保恵一氏(76)=4期=は27日、同市で開いた連合後援会拡大役員会で、5選を目指して立候補を表明した。
三保氏は後援会から出馬要請を受け「市民の支持をいただきながら、元気で暮らし続けることができる二本松の新しいステージをつくるために市民、職員と力を合わせて頑張っていきたい」と決意を語った。
一方、市長選を巡り、自民党二本松市総支部内に推す動きがあった県議の高宮光敏氏(54)は、同日の総支部拡大役員会で、立候補を見送る意向を明らかにした。
高宮氏は、福島民友新聞社の取材に「さまざまな方から出馬要請をいただいたが『引き続き、県議として二本松のために頑張ってほしい』などとして、自身の後援会から賛同を得ることができなかった」と述べた。
総支部は今後も候補者擁立を目指すという。