• X
  • facebook
  • line

ミラノ酒チャレンジ、ねっか(只見)2銘柄が米焼酎最高賞

2025/09/30 08:00

「マニフィカ賞」受賞酒に選ばれた「ばがねっか」(左)と「奥会津ねっか」
授賞式で表彰状を手にする脇坂代表社員(左から4人目)=イタリア・ミラノ

 イタリアの酒と食の専門家が審査する日本酒コンテスト「ミラノ酒チャレンジ2025」で、プラチナ賞を受賞した銘柄の中から選ばれる最高峰の賞「マニフィカ賞」の受賞酒が28日、発表された。福島県からは、テイスティング部門で合同会社ねっか(只見町)の「ばがねっか」と「奥会津ねっか」の2銘柄が選ばれた。

 県産銘柄が「マニフィカ賞」を受賞したのは初めて。イタリア・ミラノで行われた授賞式に出席した同社の脇坂斉弘代表社員は「最高賞をいただき、とても光栄。審査員から『こんなにおいしい米焼酎は初めて』という言葉をもらった。福島の米焼酎を世界にも広めていきたい」と喜びを語った。

 コンテストは、日本酒とイタリア料理の組み合わせによる可能性や魅力を発信するのが目的。2019年に始まり、今回で5度目となった。計200銘柄が出品され、6月の審査会でイタリア人の酒ソムリエらがワイングラスを使って試飲し、色や香り、余韻などを評価した。最高賞のプラチナ賞などを選び、授賞式でプラチナ賞の中から選ばれる「マニフィカ賞」を発表した。

 本県からは日本酒部門と今回新設された焼酎・泡盛部門で計5銘柄がプラチナ賞に選ばれており、焼酎部門米焼酎の「ばがねっか」と同部門エイジド本格焼酎の「奥会津ねっか」が「マニフィカ賞」に輝いた。

この記事をSNSで伝える:

  • X
  • facebook
  • line