2024酒造年度(24年7月~25年6月)の日本酒の出来栄えを競う全国新酒鑑評会の結果が21日発表されるのを前に、県観光物産館は16日、福島市の同館で出品酒の販売会を始めた。買い物客らが金賞受賞への願いを込めお気に入りの一本を買い求めている。
同館によると、今年の鑑評会には県内47蔵元が出品。館内に特設コーナーが設けられ、現時点で約20蔵元の出品酒や出品同等酒が並んでいる。6月下旬までに43蔵元の酒を取り扱う予定という。
買い物に訪れた福島市の渡辺正孝さん(72)は「福島は銘酒が多いので選ぶのに苦労する。多くの酒が金賞を受賞するのを楽しみにしている」と期待を寄せた。鑑評会の結果は21日午前10時、酒類総合研究所(広島県)が発表する。
21日に受賞セレモニー
県観光物産館は21日午後6時10分から、同館で全国新酒鑑評会での金賞受賞を祝うセレモニーを開く。来場者には受賞酒が振る舞われるほか、午後4時からは金賞受賞酒の飲み比べイベントを行う。2銘柄700円、3銘柄千円。