ふくしまFMが発案し、鈴木酒造店(浪江町)が製造した日本酒「裏ふくりんりん」が18日から、浪江町の道の駅なみえ「SakeKuraゆい」や県内外の酒造店などで2000本限定販売される。
県内56の酒蔵を紹介するふくしまFMのコーナー番組「ふくしま酒蔵探訪記」の企画から誕生した日本酒「ふくりんりん」の第3弾。県酒造組合の鈴木賢二特別顧問が監修した。大熊町産の酒造好適米「夢の香」や浪江町の取水場からくみ上げた阿武隈山系の地下水、うつくしま煌(きらめき)酵母、県オリジナル酵母(TM―1)のほか、同酒造店の「蔵付き酵母」を使用した。
17日にふくしまFMの同番組で発売記念の生放送があり、番組パーソナリティーの北村茉倫(まりん)さんと鈴木特別顧問、同酒造店の鈴木荘司専務が酒の特徴や製造秘話を紹介。さまざまな果物が合わさったようなトロピカルな香りが特徴だといい「揚げ物や、冬に脂が乗る常磐もののヒラメやアンコウなどが合う。ぜひぬる燗(かん)で味わってみてほしい」と呼びかけた。
価格は720ミリリットル入り2090円。
