バレーボールのVリーグ女子の今季リーグ戦は18日に開幕する。リガーレ仙台に所属し、福島県にゆかりのある片野美咲(24)=福島大卒、菅野智聖(ちさと)(19)=相馬市出身=は6日、福島民友新聞社の取材に「声援を背に優勝を目指す」と声をそろえた。
片野は昨季29試合に出場し、今季もセッターとして攻撃のつなぎ役に徹する構えだ。今季のチームの特徴を「若い選手が多く、シーズンを通して成長していくことが大事」と受け止め、「試合を見ている人が楽しいと思ってもらえる内容のあるゲームをしたい」と意気込んでいる。
菅野は昨季、左足首の捻挫の影響で10試合の出場にとどまった。実戦復帰に向けた筋力トレーニングで力をつけており、チームの得点源となるアウトサイドヒッターとしてレギュラーの座を狙う。「福島の子どもたちに勇気を与えたい」と活躍を誓う。
リガーレ仙台の事業支援に取り組む日専連ライフサービス地域連携事業部の大沼直哉部長、野地彩佳さんが同席した。