郡山市は21日、国勢調査員向けに郵送する書類を誤って国勢調査員ではない市民24人に郵送したと発表した。24人のうち2人が開封した書類には、氏名や住所などを含む76世帯分の個人情報が含まれていたが、現時点で個人情報の流出は確認されていないという。
市によると、書類は郵送やインターネットで調査に回答した人の情報が書かれている「回答状況確認表」。この書類を基に、調査員は未回答の世帯を訪問する。
市は郵送する際、調査員と同姓同名の市民に書類を送っていた。確認不足が原因という。担当とは別の職員が誤りに気付いた。再発防止に向け、市は「事務の徹底を図る」としている。