お笑い芸人のあばれる君(矢祭町出身)と稲刈りして新米を食べるイベントが19日、古殿町で開かれ、参加者があばれる君と交流しながら農作業を体験した。
ワタナベエンターテインメントの主催、ふるさと工房おざわふぁーむの協力、サントリーの協賛。体験型ツアー「あばれる君のアドベンチャークラブ」の一環で、約30人が参加した。同町で農業に取り組む「ふるさと工房おざわふぁーむ」の田んぼで実施した。
あばれる君は参加者と鎌で稲穂を刈り、稲を天日干しする「はせ掛け」に挑戦した。その後、同法人の小沢嘉則さんから指導を受け、コンバインで稲を刈った。あばれる君は「今後も体験を通じ、おいしい食べ物を次世代に伝えたい」と話した。家族と参加した埼玉県川口市の男子児童(9)は「初めての作業ばかりで楽しかった」と笑顔を見せた。