会津若松市のパチンコ店で8月、強盗を装った男らに現金約2668万円が盗まれた事件で、会津若松署に盗みと建造物侵入の疑いで逮捕された東京都豊島区、無職の男(18)が報酬目的で事件に関わったとみられることが22日、捜査関係者への取材で分かった。県警は動機や現金の流れなどを調べている。
捜査関係者によると、男は現金運搬役を勧誘する際、これまでに逮捕、起訴されたいずれかの人物から報酬の支払いを持ちかけられた。その後、知人の会社員男性(21)=盗品等運搬の疑いで逮捕、処分保留で釈放=を勧誘したという。
同署は22日、男を送検した。