今や昭和村の特産品となったカスミソウ。夏秋期の栽培面積、出荷量は日本一だ。収穫期には小さな白い花が畑に無数に咲き誇る。似たような花でも、実はたくさんの種類を栽培して市場の需要を満たしている。カスミソウは、私に社会と関わる大切さや、土地の価値を見いだす必要性を教えてくれた。私とカスミソウとのつながりから物語を始めたい。 村内でカスミソウ栽培が始まったのは1980年代半ばだ。かつて栽培が盛んだっ...
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