夏秋期になると、各地のスーパーや道の駅などの店頭にはピンクや青、黄色などの色鮮やかな「染めかすみ草」が並ぶ。昭和村の生産者が全国に先駆けて出荷した。当初は「邪道だ」と批判された染めかすみ草だが、消費者の評判は良く、すぐに受け入れられた。 流通のきっかけは当時、無印良品の子会社だった「花良品」の阿部憲資(けんすけ)社長との出会いだ。鮮度保持の後、私は商品価値を高める方策を考えていた。その頃、阿部社...
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