福島県白河市の南湖公園内にある日本庭園「翠楽苑(すいらくえん)」で31日、ライトアップが始まった。モミジやイチョウ、カエデが色づき、光に照らされた園内は、幻想的な雰囲気に包まれた。
庭園は、白河藩主の松平定信が掲げた「士民共楽」の理念を基に、造られた。初日はあいにくの雨だったが、池の水面には、灯籠が浮かび、「逆さ紅葉」が映っている。
ライトアップ期間は今月9日まで。時間は午後5時15分~同7時半。白河観光物産協会の伊東和雄係長は「週明けが紅葉の見頃。ぜひ足を運んでください」と来園を呼びかけている。
