考古学に興味を持ち始めて間もなく、日本考古学協会員の周東一也さんと出会った。周東さんは私に考古学で生活する厳しさを教えてくれた。恩師といえる大切な存在だ。 19歳の時、福島民友新聞で周東さんの連載「考古学から読む」が始まった。1978年9月24日付の連載で地元の野尻遺跡が話題に上がった際、海抜が間違っていた。差し出がましいと思いながら、周東さんに誤りを指摘する手紙を送ると約3カ月後に返事が来...
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