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【9】工芸博物館を展示設計 日本フローラルマーケティング協会理事・菅家博昭

2025/11/05 08:30

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2018年に台湾を訪ね、講演した私(左)と妻洋子(右)。日本のカラムシ生産について伝えるなどして現地の人々と交流した

 昭和村にはカラムシに頼って暮らしを成り立たせてきた時代がある。ある時、村内で東京大の鈴木継美名誉教授と討論した際に、先祖がカラムシと共に歩んできた歴史に思いをはせることの大切さを感じた。  からむし織は貴重な地域資源だ。村も観光施策の一つと考え、2001年に道の駅からむし織の里しょうわの敷地内に「からむし工芸博物館」を開館した。館内ではカラムシや麻の栽培に関する歴史資料や道具などを展示している...

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