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ミスで罰金、休暇取ろうとした職員を罵倒...パワハラで南会津広域組合の2人懲戒処分

2025/11/08 07:15

 南会津地方広域市町村圏組合は7日、パワハラ行為などがあったとして、事務局の管理職の男性を停職3カ月、男性係長を減給3カ月(10分の1)の懲戒処分にしたと発表した。いずれも1日付。

 組合によると、管理職の男性は複数の職員に対し、執務中に職務外の食事作りなどを命じたほか、職場に「貯金箱」を設け、業務上のミスをした職員に罰金として現金を投入させた。大量のガムシロップ入りココアをコップ1杯飲むよう命じたりもした。また執務中に居眠りやスマートフォンでゲームをしたり、私的なスマートフォンなど4台を日常的に充電していた。

 男性係長は日頃から複数の部下に高圧的に接し、休暇を取ろうとした職員を大声で罵倒するなどした。

 いずれの職員も環境衛生の事務事業を担当、数年前からパワハラなどの行為をしていたとみられる。同組合は「コンプライアンス順守に向けた取り組みを徹底し、健全な職場風土の醸成に努める」としている。

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