クラブ史上初となる10連勝と快進撃を続けるバスケットボールの福島ファイヤーボンズ。郡山市で8日に行われた福井戦で節目を見届けたブースター(ファン)からは「さらに連勝を伸ばしてほしい」と期待の声が上がった。
福島は現在、勝率9割超えで東地区首位を独走している。ブースター歴10年だという郡山市の会社員の男性(55)は「今日の試合は選手全員が活躍してくれた。10連勝まで10年かかったが、本当にうれしい」と手放しで喜んだ。今季から指揮を執るライアン・マルシャンヘッドコーチ(HC)は「どんなリーグでも10連勝するのは難しい。10連勝をホームで、ブースターの皆さんと迎えられて本当に素晴らしい」と振り返った。
ただ、リーグはまだ序盤戦。今季の全60試合のうち、約6分の1を消化したばかりだ。ライアンHCは試合後、観客に向けて「まだまだシーズンは長いので油断せず、ハードワークしていく」と語り、選手らも気持ちを引き締めた。選手の活躍に熱視線を注ぐ白岩さんは「改修したここ宝来屋ボンズアリーナでのプレーオフ開催、リーグ優勝の景色を見たい」とチームにエールを送った。
