福島商工会議所は12月5~7日、福島市の観光物産館で能登半島地震と豪雨被害を受けた石川県輪島市の特産品を集めた「輪島・能登物産展」を開催する。伝統工芸品の輪島塗や海産物の販売に協力することで、復興支援や魅力発信につなげる。
福島商議所によると、輪島商議所は東日本大震災と東京電力福島第1原発事故後、物産展で本県産品を取り扱ったり、職員旅行で福島市の土湯温泉を訪れたりするなど、商議所を中心として経済団体が率先して本県を支援。7月には福島商議所が輪島市を訪れ、被災地視察や輪島商議所との意見交換を行うなど交流を深めている。渡辺博美福島商議所会頭は「震災後に対応いただいた恩返し。輪島の魅力を伝えることで復興に貢献したい」と期待を込めた。
当日は輪島塗の食器や雑貨のほか、つくだ煮や干物などを取り扱う3事業者が出店。購入者を対象に、輪島の特産品が当たる抽選会も開催する。
時間は午前9時半~午後6時(最終日は同4時)。
