【台北共同】自民党と台湾の民主進歩党(民進党)は3日、日台与党間の「外務・防衛2プラス2」と銘打った外交、防衛担当議員の会合を台北で開催した。その後に行われた拡大政策会議と合わせ、海底ケーブルの安全確保などを巡り協議した。台湾周辺では中国の関与が疑われるケーブル損傷が相次いでいる。
2プラス2はオンラインでの開催を含め今回で6回目。日本側からは星野剛士外交部会長と岩田和親国防部会長、台湾側からは郭国文、陳冠廷の両立法委員(国会議員)が出席した。
日台双方は一連の会合で、海底ケーブル問題を既存の対話枠組み「日台海洋協力対話」で扱う必要があるとの認識で一致したという。