日本維新の会の守島正衆院議員(44)=大阪2区=ら3人が8日、離党届を提出した。国会議員団の運営への反発が理由とみられる。他の2人は比例北陸信越ブロックの斉木武志、九州ブロックの阿部弘樹両衆院議員。同日中に記者会見する。
離党理由について、守島氏は周囲に「結党当初の理念との乖離が大きくなっており、今の国会議員団に同調できない」と説明。維新の共同代表は8月から馬場伸幸前代表に近い藤田文武氏が務めている。
守島氏は大阪市議を経て2021年に初当選し、現在2期目。前原誠司前共同代表の下で、党選対本部長代行として7月の参院選をはじめとする選挙戦略を担った。党が掲げる「副首都構想」の実現を目指すプロジェクトチームのメンバーにも入っている。
守島氏は取材に「大阪での改革や副首都構想といった政策には共感している」と語った。