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米活動家射殺で容疑者拘束 友人に犯行告白、知事発表

2025/09/12 23:41

 11日、米当局が公表したチャーリー・カーク氏銃撃事件の重要参考人の掛け合わせ写真(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米国の保守系政治活動家チャーリー・カーク氏(31)が射殺された事件で、事件が起きた西部ユタ州のコックス知事は12日、記者会見し、タイラー・ロビンソン容疑者を拘束したと発表した。容疑者は男で、友人に連絡し犯行を告白したとも明らかにした。AP通信によると、容疑者は22歳。連邦捜査局(FBI)は単独犯とみて捜査を本格化させる。

 知事によると、拘束したのは11日夜で、家族が出頭させた。容疑者はカーク氏が憎悪を広めていると家族と話していた。容疑者は近年、政治的思想を強めていたという。

 カーク氏は10日、大学構内で討論会の最中に首を撃たれた。FBIは11日、重要参考人の写真や動画を公開。容疑者が建物の屋上から発砲し、近隣の住宅地に逃走したと明らかにした。米メディアによると、建物はカーク氏がいた場所から約180メートル離れていた。

 公開された写真では、星条旗が描かれたシャツを着た若者とみられる人物が、サングラスをかけている。動画には、建物の屋上から飛び降りる姿が写っていた。

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