【ニューヨーク共同】各国首脳らが集う国連総会一般討論演説が23日から始まるのを前に、米ニューヨークの国連本部で22日午前、国連創設80年を記念する式典が開かれた。グテレス事務総長は、第2次大戦を防げなかった反省から創設された国連の原点を振り返り「多国間協調を主導する強力な機関がなければ、多極化にはリスクが伴う」と警鐘を鳴らし、国連改革に決意を示した。
一般討論は23~29日に開催。討論初日にはトランプ米大統領が2期目で初めての国連演説に臨む。23日には石破茂首相、24日にはウクライナのゼレンスキー大統領、26日にはイスラエルのネタニヤフ首相がそれぞれ登壇する。