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NY株続落、91ドル安 高値圏で利益確定売り優勢

2025/10/08 05:59

 【ニューヨーク共同】7日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落し、前日比91・99ドル安の4万6602・98ドルで取引を終えた。前週末まで4日連続で最高値を更新するなど、株価が高値圏で推移する中、利益確定の売り注文が優勢だった。

 予算切れに伴う米政府機関の一部閉鎖が続いていることも投資家心理を冷やした。もっとも労働市場の減速を背景に米連邦準備制度理事会(FRB)が10月の連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利下げに踏み切るとの観測が相場を支え、下値は限定的だった。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は反落し、153・31ポイント安の2万2788・36。

 個別銘柄では、スポーツ用品のナイキ、ITのセールスフォースの下落が目立った。医療保険のユナイテッドヘルス・グループは買われた。

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