【エルサレム共同】英BBC放送は14日までに、パレスチナ自治区ガザでの停戦発効後、イスラム組織ハマスと他の武装グループの交戦がガザで起き、少なくとも27人が死亡したと報じた。ハマスがイスラエル軍の攻撃で弱体化する中、他の武装グループが勢力を伸ばしたといわれ、権力争いの激化や治安悪化が懸念される。
BBCによると、交戦は北部ガザ市で11日に始まった。ハマス戦闘員300人以上が、武装グループのメンバーが立てこもる建物を襲撃した。14日にも交戦が起きたとの報道がある。
ハマスは停戦を受け、数千人の治安要員をガザ各地に配置したとされる。