ハマス武装解除拒めば攻撃容認も　トランプ大統領、合意維持へ圧力

　【ワシントン共同】トランプ米大統領は１５日、パレスチナ自治区ガザの和平計画を巡り、イスラム組織ハマスが武装解除を拒んだ場合、イスラエルの攻撃再開容認を検討する考えを示した。ＣＮＮテレビの電話インタビューで「私の一言でイスラエル軍は即座に（ガザの）街に戻る」と語った。停戦合意が破綻しないようハマスに圧力をかける狙いがあるとみられる。

　イスラエルとハマスは米国が提示した和平計画の「第１段階」に合意し、１０日に停戦が発効した。武装解除は「第２段階」以降の焦点。

　ＣＮＮによると、トランプ氏は自身がイスラエルのネタニヤフ首相やイスラエル軍に攻撃を思いとどまらせていると主張した。