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函館線踏切のレール破断、腐食も 貨物列車脱線で安全委が経過報告

2025/10/30 11:20

 運輸安全委員会は30日、昨年11月に北海道森町のJR函館線で走行していた貨物列車が脱線した事故について、発生から1年以内に調査を終えるのが困難として経過報告を公表した。通過した踏切のレールが破断、腐食するなどしていた。近くの2カ所でもレールに同様の損傷がみられ、引き続き脱線の経緯や事実関係の分析を進める。

 経過報告によると、貨物列車は踏切を時速約75キロで通過した後、非常ブレーキが動作したため停止した。列車は21両編成のうち、5両が脱線し20両目と21両目は分離していた。脱線していない車両を含めて21両全てに損傷があった。

 事故は昨年11月16日に発生した。

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