パナソニックホールディングス(HD)は30日、2026年3月期の連結業績予想を下方修正し、純利益を従来の3100億円から2600億円に引き下げた。米国の電気自動車(EV)の市況悪化に伴い車載電池の販売減が見込まれるほか、米国関税の影響を織り込んだ。
売上高は7兆8千億円から7兆7千億円に下げた。パナHD子会社のパナソニックエナジー社は米国で車載電池を製造し、米EV大手のテスラなどに供給している。
併せて発表した25年9月中間連結決算は、売上高が前年同期比10・1%減の3兆8204億円、純利益が24・6%減の1424億円だった。
