大相撲九州場所で初優勝を果たし、12勝3敗で大関昇進を確実にした東関脇安青錦(21)=安治川部屋=が千秋楽から一夜明けた24日、福岡県久留米市の安治川部屋宿舎で記者会見に臨み「すごくうれしい。優勝の実感は湧いてきたが、大関というのは全く考えていない」と率直に語った。初土俵から所要14場所で大関に昇進すれば、1958年以降初土俵で最速。
26日の初場所(来年1月11日初日・両国)番付編成会議と理事会を経て、大関昇進が正式に決まる。安青錦はウクライナ出身初の優勝力士となった。祝勝会での祝杯が印象に残ったそうで「あんなにうまい酒は飲んだことがない」と報道陣を笑わせた。
