東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)の再稼働を巡り、同原発の稲垣武之所長は27日の定例記者会見で、原子力規制委員会に6号機の使用前確認申請を提出後、原子炉を起動するまで3週間程度かかるとの見通しを示した。再稼働に必要とされる地元同意の手続きは年内に終わる公算が大きく、来年1月にも原子炉起動が可能となる見込み。
稲垣氏は記者会見で、地元同意手続き終了後に規制委に申請すると説明。これまでの実績を踏まえ「3週間から1カ月程度」かかるとした。
花角英世知事は21日、6、7号機の再稼働を容認すると表明し、自身の判断について県議会で信任を問う考えを示した。12月2~22日に開かれる議会で同意が得られる公算だ。
