週明け1日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=155円台前半で取引された。
午後5時現在は前週末比93銭円高ドル安の1ドル=155円37~39銭。ユーロは62銭円高ユーロ安の1ユーロ=180円33~37銭。
日銀の植田和男総裁が1日、月内に開く金融政策決定会合で「利上げの是非について、適切に判断したい」と述べた。
市場では日銀による早期の追加利上げ観測が広がり、日米金利差の縮小を意識した円買いドル売りが優勢となった。市場関係者は「12月会合での利上げ決定がありうると受け止めた投資家が多く、円が買われた」と話した。
