2022年にアーティスト活動の一線から撤退したシンガー・ソングライターの吉田拓郎(78)が13日、ニッポン放送『吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD』(後10:00)に出演し、11月20日にコンセプトミニアルバム『ラジオの夢』をリリースすることを発表。一度限りの復帰を果たす。
【写真】吉田拓郎“一度限りの復帰作”『ラジオの夢』ジャケット
吉田は1970年に「イメージの詩」でデビュー。日本のシンガー・ソングライターの草分け的存在で、「結婚しようよ」「旅の宿」など数多くのヒット曲を世に送り出したが、2022年に「アーティスト活動の一線から撤退する」と発表。同年末、52年におよぶ活動に区切りをつけた。
長い活動の中、吉田は1970年代から1980年代、1990年代、2000年代、2010年代、2020年代と、すべての年代で『オールナイトニッポン』(1967年~)のパーソナリティーを務めた。これは番組57年の歴史の中でただ一人。また、かつての3大深夜番組と言われた『オールナイトニッポン』、『パックインミュージック』(1967年~82年)、『セイ!ヤング』(1969年~94年)すべてのパーソナリティーを担ったのも吉田拓郎ただ一人で、ラジオの深夜放送とは切っても切れない縁となっている。
2023年12月15日には、今年開局70周年を迎えたニッポン放送からのリクエストで『オールナイトニッポンGOLD』年末特番のパーソナリティーを務めた。「自分が一番居心地のよかった場所」「ラジオに救われたアーティスト人生」であったことを再認識した吉田は、最後に“ラジオへの感謝”を伝えるべく「ラジオ&青春」をテーマにした作品の制作を決意。今年に入ってから楽曲制作をスタート、6月からレコーディングし、きょう13日放送『吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD』でついに11月20日リリースが決定したことを報告した。
今作は全5曲を収録。リード曲「Address Unknown」は今作のために書き下ろした新曲で、作詞作曲は吉田が、編曲は武部聡志が手がけた。
吉田は「ラジオさん、いっぱいワガママをきいてくれてありがとうございました。いっぱい悲しみを隠してくれてありがとうございました。いっぱいの怒りの時に背中を押してくれてありがとうございました。いっぱいの涙をふいてくれてありがとうございました。いっぱいの疑問に答えを導いてくれてありがとうございました。ありがとうラジオこれからも僕は君のそばに』とのメッセージを寄せた。
このほか、1993年にリリースされた加藤和彦との共作「5月の風」を新たな楽曲として生まれ変わらせた「五月の風partII」、1966年に城卓矢がリリースしたミリオンセラーをカバーした「骨まで愛して」、70年代に吉田がパーソナリティーを務めたニッポン放送『バイタリス・フォーク・ビレッジ』番組内でテーマソングとしてオンエアされた「バイタリス・フォーク・ビレッジの歌」に新たな歌詞を加えリメイクカバーした「真夜中のレター」、書き下ろしの新曲「主役」が収録される。
今作リリース後の11月30日には、レコーディングと『オールナイトニッポンGOLD』の収録現場に密着したドキュメンタリー番組『吉田拓郎 ラジオの夢 〜ありがとう ラジオ これからも 僕は君のそばに〜』がWOWOWで放送されることが決定。オフィシャルサイトでは、吉田がラジオとの思い出をつづる期間限定ブログ『ラジオの青春』が公開される。
吉田拓郎、一度限りの復帰を発表 新曲含む5曲入りミニアルバム『ラジオの夢』リリースへ
2024/09/14 00:00
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