5人組グループ・SUPER EIGHTの丸山隆平が主演する映画『金子差入店』（2025年公開）の主題歌がSUPER BEAVERの書き下ろし楽曲「まなざし」に決定した。
【場面写真】丸山隆平の妻役を演じる真木よう子
今作は、刑務所や拘置所に収容された人への差入を代行する「差入屋」を舞台に、古川豪監督が脚本も手がけたヒューマンサスペンス。差入店の店主を務める主人公の金子真司役を丸山、金子の妻・美和子役を真木よう子、2人の息子の和真役を子役の三浦綺羅、3人と一緒に暮らす金子の叔父・星田役を寺尾聰が演じる。
ある日、金子の息子の幼なじみの女の子が殺害される凄惨な事件が発生。彼女の死にショックを受ける一家だったが、犯人の母親が差入をしたいと訪ねてくる。差入屋として犯人と向き合いながらも、日に日に疑問と怒りが募る金子。そんな時、毎日のように拘置所を訪れる女子高生と出会う。彼女はなぜか自分の母親を殺した男との面会を求めていた。金子は2つの事件の謎と向き合ううちに、自身の過去が周囲にあらわとなり、家族の絆を揺るがしていく。
主題歌は、古川監督、丸山も登壇予定の10月3日に開催される釜山国際映画祭ワールドプレミア上映にて初披露される。
■古川豪監督コメント
「やらない理由がない」と言ってくださったんです。
今作は丸山さんはじめ俳優陣、スタッフ、ほぼ全ての方々が、この業界で私と苦楽を共にしてきてくれた人々の縁で構成されています。
SUPER BEAVERさんもまた実写映画『東京リベンジャーズ』シリーズを通じての縁がありました。
ですが、言わずと知れたモンスターバンドです。きっとさまざまなモノの渦の中にあって、決して簡単ではないはずなのに、彼らはそう言ってくれたのです。喜びに震えました。
出来上がった楽曲もまた、どんな言葉すらもが希薄になるほどに感動的でした。
「金子差入店」は、主題歌まで体感していただいて初めて一つの作品になります。どうぞ心ゆくまでご堪能ください。
■柳沢亮太（SUPER BEAVER）
『金子差入店』が描いた最後の最後のシーンは、この世界の一つの真理を表しているように感じました。
まなざしを「どこ」に「どう」向けるのか、「誰」が「誰」に向けるのか、「なぜ」「そこ」に向けるのか。
見たくないもの、見せたくないものがはびこる今日だとしても、見せてあげたい美しさもまた、確かに存在する。
それをつないでいくために、人を想い、未来を想い、人から手渡された気付きを抱きしめながら描かれた作品なのだろうと思います。
この作品に携わらせていただいたことをとても光栄に思います。
古川監督、ならびにキャストの皆さま、スタッフの皆さま、完成おめでとうございます。
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