■『RIZIN男祭り』2日前メディアインタビュー（2日・都内ホテル）
メインイベントの第16試合で行われるフェザー級タイトルマッチで、王者のクレベル・コイケに挑戦するラジャブアリ・シェイドゥラエフが、2日後に迫った大一番に向けて意気込みを語った。
5月4日『RIZIN男祭り』試合順が発表【後半カード】
昨年にRIZIN参戦すると、圧倒的な強さで武田光司、フアン・アーチュレッタ、久保優太を3戦連続フィニッシュしている“キルギスの荒鷲”ことシェイドゥラエフ。わずか4戦目にして、最強の挑戦者としてクレベルのベルトに挑む。
タイトルマッチに向けて新調したスーツをまとって登場したシェイドゥラエフ。落ち着いた表情で笑顔も見せながら「東京ドームという日本で一番大きな会場で試合ができてとても光栄です。日本で私のファンが急増していて、毎日SNSでダイレクトメッセージをもらって、応援をすごく感じています。そんなファンの皆さんに日本の皆さんに素晴らしい試合を見せたいです」と語った。
RIZINでの活躍により「キルギスでもすごく有名になりました」と母国での知名度アップに喜んでおり、「今回もタイトルマッチに向けて出国する際に、両親や親戚が空港まで見送ってくれました」と明かした。
今回は下から寝技を狙うクレベルvs.上からパウンドを狙うシェイドゥラエフ、という展開を予想する声が多い。シェイドゥラエフも「クレベル選手は三角絞めが上手いです」と警戒しながら、「私も三角絞めが得意技です。クレベル選手を尊敬していますが恐怖心はなく、スタミナと根性が上回っています。これは言葉ではなくリングで見せたいです」と自信を見せた。
豊富な山岳地帯に囲まれたキルギスでトライアルトレーニングを行っているが、母国では一部の政治家がMMAという競技に対して否定的な姿勢を取っている。そんな状況に対して「もし私がチャンピオンになったら、そういう人たちの意見を変えられるかもしれない。でも私としては自分なりに活躍していくだけです」と神妙に語った。
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