人気アニメ『忍たま乱太郎』の原作であるギャグ漫画『落第忍者乱太郎』（作者：尼子騒兵衛）のシリーズ累計発行部数が1000万部を突破したことが8日、朝日新聞出版より発表された。1993年5月の第1巻初版発行以来、32年経て大台の記録となった。これを記念して、2025年7月22日に『完全版 小説・落第忍者乱太郎 ドクタケ忍者隊 最強の軍師』、2025年8月中旬に『「落第忍者乱太郎」プレミアムBOXセット』1～3を発売する。
【画像】土井先生の過去も加筆！新発売される劇場版の完全版小説イラスト
「劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師」の興行収入が30億円を突破、NHKで1993年から現在に至るまでアニメが放送している大人気コミック「落第忍者乱太郎」の累計部数がついに1000万部を突破。
1000万部の突破に尼子騒兵衛は「『落第忍者 乱太郎』コミックス1000万部突破、有り難うございます!! 1993年5月の第1巻初版発行以来32年、乱太郎たちとゴールの無い道をひたすら歩き続けてきましたけれど、こんな日が来ることもあるのですね。これからも読者の皆さまと、そして、忍タマたちとともに、また長い長い道を歩いていけたらいいな、と、願っております。本当に、本当に、感謝でございます」とコメントを寄せた。
『完全版 小説・落第忍者乱太郎 ドクタケ忍者隊 最強の軍師』は、大ヒットした「劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師」の原作「小説 落第忍者乱太郎 ドクタケ忍者隊 最強の軍師」に、本編では語られなかった“天鬼誕生までの謎の部分”を阪口和久が書き下ろした完全版。尼子描きおろし表紙で装丁も新たに発売する。
『「落第忍者乱太郎」プレミアムBOXセット』は、シリーズ初の全巻BOXセット。BOXは全３種で、3つ集めると原作全65巻＋キャラクターブックがそろう。また、特典として、スペシャルデザインケース、尼子先生描きおろしイラストのアクリルスタンドなど、豪華特典も入った保存版となる。
同作は、一流忍者を目指して忍術学園に入学した乱太郎、きり丸、しんべヱといった忍者のたまごたちが、ドタバタ劇を巻き起こすギャグストーリー。朝日小学生新聞にて1986年より4～6月、10～12月に季節限定で連載。93年よりNHKでテレビアニメがスタートし、実写映画やミュージカル化などさまざまなメディアミックス展開がされるなど人気作品となった。
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