令和喜多みな実、7月で解散発表　結成から17年で幕「2人で出した最善の道」

　吉本興業に所属するお笑いコンビ・令和喜多みな実（野村尚平、河野良祐）が29日、7月11日をもって解散すると発表した。

【写真】劇団コケコッコーを主宰する令和喜多みな実の野村

　河野は自身のXで「2025年7月11日（金）のライブをもって令和喜多みな実を解散することとなりました」と報告。「今まで応援してくださった方々、コンビでの活動復帰を待ってくださってた方々には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいですが、2人で出した最善の道が『解散』という形でした」と伝えた。

　続けて「野村には感謝しかありません。楽しいも悔しいも嬉しいも苦しいも野村と味わえて良かったですし、野村としか見れない景色をたくさん見させてもらいました」と相方に感謝を述べた。

　また23年2月から休養を発表していた野村もXで「長らくの間、復帰を心待ちにしてくださった皆様のご期待に添うことが叶わず、また突然のご報告となりましたことを心よりお詫び申し上げます」と謝罪。「2022年頃から心身の不調が続き、その対応を検討する最中の翌23年2月より休養を頂戴しておりました。その間も温かく応援してくださったファンの皆様、同輩芸人の皆様、関係者各位にこの場をお借りして深く御礼申し上げます」とつづった。

　今後については「私の今後の進路は全くの未定です。どういった形になるかは分かりませんが、皆様にまたお会い出来る日をお待ちいただければ幸いです」と伝え、芸能活動は継続するとした。

　令和喜多みな実は、2008年にプリマ旦那として結成。 「上方漫才大賞」新人賞をはじめ、関西の賞レースで活躍。新元号にあわせて改名した。 23年2月、野村が鬱による体調不良で休養を発表していた。