2018年4月、『警視庁捜査一課9係』からバトンを受け継ぐ形でスタートした、井ノ原快彦主演『特捜9』。人気シリーズの“final season”があす11日午後9時からの放送で最終回となり、グランドフィナーレを迎える。およそ20年目の大団円を前に、浅輪直樹を演じ続けた井ノ原が、無事にクランクアップをはたした。
【写真】オールアップで20年にわたる思いを語る井ノ原快彦
スタッフから「以上のシーンを持ちまして浅輪直樹役、井ノ原快彦さんオールアップです!」との声がかかると、村瀬(小宮山)志保役の羽田美智子、青柳靖役の吹越満、矢沢英明を演じる田口浩正、そして、高尾由真役の深川麻衣に加え、村瀬健吾役の津田寛治、早瀬川真澄に扮する原沙知絵も駆けつけ、大きな花束と拍手で迎えられた。
花束を受け取った井ノ原は「ありがとうございます!」と目尻を下げると、「…20年ですよね。これまで、20年間も続いたお仕事なんてない」と、改めて時の流れをかみしめる。この20年、『警視庁捜査一課9係』『特捜9』シリーズの現場に通い続けたことで「自分でも恐ろしいくらいにせっかちになりました(笑)」と周囲を笑わせながらも、「時代とともに、さまざまな現場も形を変えていきますが、この『特捜9』だけは変わらずで、いつもハッピーでした」と笑顔でキャスト、スタッフを見渡した。
ここでたまらず涙を流し「最初からずっと顔を合わせているキャスト、スタッフ…本当に家族みたいですよね。毎シーズン、最終話を迎えても『どうせまた会える!』と思わせてくれていました。そして今も、『また会える』と思っています。だから、悲しくはありません」と熱く語る。
最後は「皆さん、自分を大切に。これからも、新しい場所できれいな花を咲かせてください。改めて20年間、どうもありがとうございました!」と締めくくり、スタッフからこの日一番の拍手が送られる中で各キャストたちと熱いハグを交わして、感動に包まれる現場を後にした。
最終話は、検挙率の高い特捜班にテレビの密着取材が入ることに。直樹をはじめ、特捜班メンバーはインタビューを受けるが、それぞれ大緊張。改めて描かれる特捜班の人間味あふれる姿に思わずクスッとさせられる。しかし、直樹が特捜班の前身である9係の話を語ると、ADの九野優樹(岡部ひろき)が本番中であるにもかかわらず、異常な反応を示す。その様子を見た直樹は、彼のことが気になりはじめ、やがて、九野に秘められた9係と関係の深い驚くべき過去が明らかとなっていく。
井ノ原快彦『9係』→『特捜9』20年にわたるシリーズ撮了に涙「本当に家族みたい」
2025/06/10 14:28
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