泣き止まない小さな弟を見つめる2歳のお兄ちゃん。次の瞬間、持っていたお気に入りのふわふわ毛布を優しくかけ、そっと添い寝をしはじめて…年子兄弟の尊すぎる触れ合いシーンに188万再生を超える反響があり、「なんて優しいお兄ちゃん」「ご両親から大切に育てられた証ですね」「すごい、泣き止んでる…赤ちゃんの気持ち理解してる赤ちゃん尊い！」などのコメントが寄せられている。投稿者のママに年子兄弟の育児について話を聞いた。
【画像】「なんて優しいお兄ちゃん」年子兄弟の尊すぎる日常とは？
■隙あらば弟のそばへ…お世話も積極的にしてくれる優しくて頼もしい兄
――幼いご兄弟の尊い触れ合いをおさめたリール『隙あらば、弟のそばに...』が188万再生の大反響でした。改めて、撮影された時の状況についてお聞かせください。
「ベビーベッドの布団を整えたくて、ほんの少しの間、次男を大人の布団に降ろしたときのこと。それを見ていたお兄ちゃんがすかさず寄ってきたので、何をするのかと見守っていたら、自分のお気に入りの毛布を弟にかけてあげようとしだしたんです。その様子を記録しておきたくて、動画を撮影することにしました」
――動画を見た人からも「優しいお兄ちゃん！」という声がたくさん寄せられています。お兄ちゃんは普段から、弟くんのお世話をしたり、可愛がったりしてくれているのでしょうか？
「おしゃぶりが外れてしまっていたら咥えさせてくれたり、泣いている時にはバウンサーを揺らしてくれたり…まだ幼いながらに、よく弟のことを見てくれていると思います。最近、次男は寝返りをうてるようになったのですが、弟がうつ伏せになっていると、お兄ちゃんも隣でマネをして、同じようにうつ伏せで寝そべっていることもあります」
――とても微笑ましい光景ですね！
「あと、お兄ちゃんに『いないいないばあしてあげて』と言うと、自分の顔を隠すのではなく、弟の顔を手で隠して『いないいない、ばあ』をしてくれるのですが、それが可愛くてたまりません（笑）」
――そんな優しく頼もしいお兄ちゃんも、まだまだ2歳と幼く甘えたい時期ではないかと思います。弟さんが生まれてから、態度や行動になにか変化はありましたでしょうか？
「激しく泣くような“赤ちゃん返り”はなかったのですが、弟と同じように横抱きをして欲しがるようになりました。『ばぶばぶ』と言いながら膝の上に乗ってきて、横向きに抱っこして！ と甘えてくるのですが、私も『ばぶばぶ〜』と応えて、横抱きでユラユラあやしてあげると満足そうな顔をするので、それもまた可愛いですね」
■上の子に我慢を強いてしまいがちな年子育児…ママが行っている対策は？
――年子の兄弟を育てるうえで、心がけていることをお聞かせください。
「できる限り『上の子優先』と意識して頑張ろうとしているのですが、実際はやはり、お兄ちゃんに我慢を強いてしまっていることが多いです。なので、定期的に下の子を数時間、シッターさんに見てもらって、上の子と2人きりでお出かけする日をつくっています」
――息子さんと2人きりのデート、とても素敵です…！
「大好きな踏切を見に行ったり、ランチをしたり…それでも、寂しい気持ちを満たすことはできていないかもしれませんが、上の子と2人きりの時間を持つことで、私自身もとても充実した気持ちになれています」
――ほかに「ここは気をつけている」ということはありますか？
「『お兄ちゃんなんだから』という声掛けはしないように気をつけていますね。弟のことを嫌いになってしまわないよう、気を配りつつ、今後も楽しく年子育児ができればと思っています」
――お子さまたちには、どのようなきょうだい関係を築いていってほしいと願っていますか。
「これから２人は一緒に遊んだり、はたまた喧嘩をしたりするようになると思います。そうした毎日の積み重ねから、楽しい時間も辛い時間も共有し合えるような、強い絆で結ばれた兄弟になってほしいです」
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