円谷プロダクションは、「ウルトラマンの日」（日本記念日協会登録）である7月10日に『ウルトラマンシリーズ60周年プロジェクト』の実施を発表した。本プロジェクトは2025年7月から約2年半にわたり、シリーズ作品それぞれの物語の奥深さと普遍的なテーマを通して、ウルトラマンの魅力を届けていくプロジェクトとなる。
【画像】さまざまな思いを込められた『ウルトラマンシリーズ60周年プロジェクト』ロゴ
1966年7月10日にウルトラマンはテレビに初めてその姿を現した。以降、常に共に歩み、時に心を揺さぶり、「勇気」「希望」「思いやり」を届けてきたウルトラマンシリーズは、2026年に放送開始60周年を迎える。この歴史的な節目を祝し、『ウルトラマンシリーズ60周年プロジェクト』を始動する。長年応援するファンはもちろん、まだウルトラマンに触れたことのない人にもシリーズの魅力を届けていく。約2年半にわたるプロジェクトとして、期間中、60周年記念のテレビシリーズの新作をはじめ、迫力満点のライブステージ、いつでもどこでもウルトラマンの世界に浸れるデジタルコンテンツ、そして日々の生活を彩る魅力的な商品やグッズなど、あらゆる接点でウルトラマンの存在を感じられる機会を創出する。シリーズ作品それぞれの物語の奥深さと、普遍的なテーマを通して、ウルトラマンが今後も世代や国境を越えて愛され続ける存在となることを目指す。
コアメッセージは『「with U」～ウルトラマンは、いつもあなたのそばに～』。「私たちが人生の岐路に立ち、どうにもならない窮地に陥った時。ふと心に浮かぶのは、遠い記憶の中の“光の巨人”の存在かもしれません。ウルトラマンは、決して手の届かない存在ではなく、常に私たち一人ひとりにそっと寄り添い、共に歩んできた存在でした」という思いが込められている。メッセージには、二つの意味が含まれている。一つは「あなた（You）と一緒に」、そしてもう一つは「ウルトラマン（ULTRAMAN）と一緒に」。ウルトラマンは、これまでも、そしてこれからも、どんな時も心の支えとなり、共に未来を切り拓いていく。そして、人々の毎日がより輝きに満ちたものになってほしいという願いを込めている。
60周年アニバーサリーロゴは『～受け継がれる「勇気・希望・思いやり」～』。ウルトラマンシリーズには、変わることなく伝え続けてきた普遍的なメッセージがある。困難に立ち向かう「勇気」、より良い未来を信じる「希望」、そして他者と共に生きる「思いやり」の3つ。60周年を記念して制作されたアニバーサリーロゴにもそのメッセージを反映している。中央で光を放つ3つの星は、「勇気・希望・思いやり」の象徴となる。そして、数字の「60」から飛び立つウルトラマンのシルエットは、希望に満ちた未来へと羽ばたく姿を重ね合わせた姿をイメージした。このロゴに込められたメッセージを通して、プロジェクトは世代や国境を越え、人々が心からつながり、前向きな気持ちになれるような企画を展開していく。
また、スマートフォン向けアプリゲーム『ウルトラマン パズルシュワッチ!!』（2025年内配信予定）も発表。ウルトラマンシリーズの完全新作スマートフォン向けアプリゲームとなる。昭和から令和までの歴代ウルトラヒーローやウルトラ怪獣が登場するなど、幅広い年代が楽しめる内容に。ゲームシステムは、シンプルな操作性と奥深い戦略性を両立した「マッチ3パズル」形式で、誰でも参加できるパズルゲーム。配信エリアは、日本国内のみだけでなく、海外（中国本土、EU加盟国を除く）での同時配信を予定し、世界中のウルトラマンファンを巻き込みながら盛り上がりを最大化していく。
そして「ウルトラマンシリーズ期間限定配信」も8月1日開始予定。懐かしの名作から最新作まで、厳選されたエピソードを期間限定でウルトラマン公式YouTubeチャンネルで。世代を超えて愛されるウルトラマンの軌跡で、興奮と感動を再び味わえる。各エピソードは2週間限定配信となる。
さらに「#MyUltramanMemory SNS思い出投稿キャンペーン」も8月から開催予定に。ウルトラマンとの心温まる思い出や、初めて見たときの感想、家族や友人との記憶をSNSで募集する。作品や玩具、イベントでの体験などを文章や、写真、ファンアートなどに込めてハッシュタグ「#MyUltramanMemory」と共にシェアしてもらう投稿キャンペーン。寄せられた投稿の一部は、WEBサイトやSNS、イベント等で紹介予定となる。
この記事をSNSで伝える：
