スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが11日、愛・地球博記念公園体育館で行われた「鈴木敏夫とジブリ展」オープニングセレモニーに出席した。同展は12日から一般公開を開始。日本各地を巡回し、14会場目(「スタジオジブリ 鈴木敏夫 言葉の魔法展」含む)となる本展が、鈴木氏の出身地・愛知県でフィナーレを迎える。
【写真】湯屋が…!カオナシも登場する千と千尋の場面再現
鈴木氏は「よく見てもらうと、鈴木敏夫の名を借りた“宮崎駿展”になっています」とユーモアを交えて見どころを紹介。「ジブリは宮崎駿(※崎=たつさき)のために作ったスタジオ。僕を通してジブリの歴史を知り、宮崎駿のこともよくわかる仕組みになっています」と述べ、来場を呼びかけた。
「振り返ってみると、宮さん(宮崎駿)と初めて話したのは1978年5月。もう47年も経つんですね。自分でもびっくりしました。47年間、1人の人間とちゃんと付き合ったということは、多少誇ってもいいんじゃないかと思います。ちなみに僕は、愛知県名古屋市昭和区元“宮”町出身です。宮崎駿の“宮”と同じ漢字なんです。しかも、母方の祖母の名前が“みや”。人間には運命があるものですね 」としみじみ語る一幕もあった。
本展では、スタジオジブリ誕生から数々の大ヒット作の裏側をひもとくほか、愛知会場限定の展示として、高さ約15メートルの湯屋と周辺の街並み(『千と千尋の神隠し』より)を再現した空間が登場。また、中日ドラゴンズファンとして知られる鈴木氏の秘蔵コレクションを紹介するコーナーなど、愛知ならではの展示も用意されている。
さらに、鈴木氏が幼少期から集めてきた約8000冊の「本」、約1万作品の「映画」に加え、第3弾となる「音楽」に焦点を当てた新展示も披露される。
展覧会終了後の今後の扱いについて問われると、鈴木氏は「僕はあらかじめ計画を立てて何かをやるタイプじゃない。その時のインスピレーション。終わったら捨てちゃうかもしれないし、誰かにあげちゃうかもしれない」と語り、「誰か、これをもらってくれるといいなという人が出てくるのが本当は一番いいですよね」と期待をにじませた。
同展は、9月25日まで、火曜休館(※9月23日は開館し、翌24日は休館)。ジブリパークのある愛・地球博記念公園内での開催ということもあり、特別チケット(ジブリパークとのセット券)も販売中。
スタジオジブリ・鈴木敏夫プロデューサー、地元・愛知で最後の「ジブリ展」「宮崎駿のことがよくわかる」とPR
2025/07/11 21:31
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